特定の細菌の検出方法および体内カプセル
专利摘要:
人または動物の消化管の中空器官内の特定の細菌を検出するための体内カプセル、その使用方法ならびにこのような体内カプセルを用いた検出方法を提供する。細菌の存在が、その細菌の少なくとも1つの代謝生成物に基づいて、当該代謝生成物に対するセンサ(10)を含み中空器官内に導入された体内カプセル(2)により検出される。 公开号:JP2011516226A 申请号:JP2011504409 申请日:2009-04-02 公开日:2011-05-26 发明作者:クート、ライナー;グラウマン、ライナー;グレーゼル、ノルベルト;シュミット、ゼバスティアン;フェルチュ、シュテファン;ブリッタ、クレメンス;ヘルプスト、ルートヴィッヒ;ヘンゲラー、アルネ;ロアス、ベルンハルト 申请人:シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft; IPC主号:A61B5-07
专利说明:
[0001] 本発明は、人または動物の消化管の中空器官内の特定の細菌の検出方法、このような細菌を検出するための体内カプセルならびにその体内カプセルの使用方法に関する。] 背景技術 [0002] 上述の消化管の病訴に関する高頻度の原因は、消化管の器官の細菌感染にある。例えば、ヘリコバクタピロリの感染は、胃酸分泌過多を伴う多くの胃病の原因となる。例えば、胃潰瘍の約75%、また十二指腸潰瘍の殆ど全てのB型胃炎が該当する。従って、細菌の生息、特にヘリコバクタピロリの生息について消化管の中空器官を検査することが、胃病診断の重要な要素である。] [0003] ヘリコバクタピロリは、例えば、患者に13C−尿素が投与される呼気テストを介して検出される。尿素がアンモニアとCO2とに分解する際に発生する13C−CO2が、呼気中において検出される。ヘリコバクタピロリを検出するその他の方法は、例えばペプシノゲンまたはガストリンのような典型的な血液値を利用する。しかし、このような方法は費用がかかり、信頼性も十分でない。] [0004] ヘリコバクタピロリの生息に関して胃を検査する他の可能性は、いわゆる胃内視鏡検査法(胃鏡検査法)である。この検査中に胃腸科医が胃粘膜から生検のための組織を採取し、この組織を後の時点でヘリコバクタピロリの感染について検査する。組織検体(バイオプサート)のための公知の検査方法は例えばヘリコバクタ・ウレアーゼ・テスト(HUTテスト、略してHUT)である。組織検体は、この細菌の培養液と尿素と指示薬(リトマス)とからなるテスト試薬(測定溶液)の中に入れられる。へリコバクタピロリ菌が検体内に含まれている場合には、へリコバクタピロリ菌が尿素(CO(NH2)2)をウレアーゼによってアンモニア(NH3)と二酸化炭素(CO2)とに分解する。その際にアンモニアが指示薬を赤く染める。テスト結果は数分後に認識できる。黄色から赤色への初期の色調変化は不利な条件下では明確に確認できない。] [0005] しかし、胃内視鏡検査法は患者の受容性が低く、特にいわゆるスクリーニング(ふるい分け)検査にはふさわしくない。] [0006] 内視鏡により行なわれる上述の消化管検査法(胃鏡検査法)の代替は、体内カプセルまたはカプセル内視鏡とも呼ばれる内視鏡カプセルの使用にある(例えば、特許文献1ならびにこれに対応する特許文献2参照)。このような体内カプセルは、患者の身体の外にある伝送ステーションに無線で接続される飲み込み可能なカプセルである。体内カプセルは更に傾斜磁場内でナビゲーション可能である。このようなカプセルは、中空器官の内部における例えば温度、導電度、pH値または化学物質の測定または検出を可能にするセンサを装備し得る。このような体内カプセルは同様に的確な薬剤投与にも適する。] [0007] pH値を体内測定によって求める方法は公知である(例えば、特許文献3参照)。このpH測定によって、胃内においてアンモニウム(NH4+)が検出され、それによってヘリコバクタピロリの存在を推定することができる。しかし、ヘリコバクタピロリのこの検査法は、信頼性があるとはいえない。なぜならば、胃の中に必ずしも酸性媒質(1.5〜2のpH値)が存在しないからである。薬剤服用、食物及び/または健康状態により、酸性媒質からずれることが起こり得る。理想状態(1.5〜2のpH値)からのずれは測定結果の大きな誤差を生じるので、測定されたpH値から、アンモニア濃度を推定できず、従ってヘリコバクタピロリの存在を推定できない。] 先行技術 [0008] 独国特許第10142253号明細書 米国特許出願公開第2003/0060702号明細書 国際公開第2004/039233号パンフレット] 発明が解決しようとする課題 [0009] 本発明の課題は、人または動物の消化管の中空器官内の特定の細菌を検出するための体内カプセル、その体内カプセルの使用方法ならびにこのような体内カプセルを用いた検出方法を提供することにある。] 課題を解決するための手段 [0010] 方法に関しては、本発明の課題は請求項1による特徴を有する方法によって解決される。] [0011] 人または動物の消化管の中空器官内の特定の細菌を検出するための本発明による方法においては、特定の細菌が、その特定の細菌の代謝生成物の少なくとも1つに基づいて、当該代謝生成物に対するセンサを含みかつ中空器官内に導入された体内カプセルにより検出される。特定の細菌はこの特定の細菌の代謝生成物に基づいて極めて確実に識別することができる。体内カプセルにより代謝生成物がそれらの生成場所で直接に、従って生体内で検出される。このような体内カプセルは確かに通常では飲み込まれるが、体内では全く不活発な状態にある。この理由から本発明による方法は高い患者受容性を有する。体内カプセルの飲み込みは、特に、例えば生検を含む内視鏡検査のような従来技術から公知の検出方法に比べて、非常に患者に優しい。更に、代謝生成物が消化管の中空器官の内部におけるそれらの生成場所で直接に測定されるので、高い精度と測定信頼性でもって細菌の検出が行なわれる。本発明による方法は、唯一の動作手段として体内カプセルを使用し、従って有利なことに特定の細菌を検出するための他の補助手段、例えば他の実験室機器または分析機器を必要としない。] [0012] 第1の実施態様によれば、中空器官に、特定の細菌によって吸収可能な出発物質が供給される。換言するならば、検出しようとする細菌によって物質代謝され得るように選ばれた出発物質が中空器官に供給される。ここで細菌の、該出発物質から生じる少なくとも1つの代謝生成物が検出される。1つの出発物質の的確な投与が、検出しようとする代謝生成物に関する細菌の生産性を高める。中空器官内における代謝生成物の濃度が上昇し、高められた濃度によって検出がより簡単かつ正確になる。] [0013] 出発物質と最終生成物と細菌との組合せから、高確率で1つの特定の細菌の存在を推定することができる。例えば1つの特定の細菌を検出しようとする場合に、その細菌によって物質代謝されることが知られている1つの適切な出発物質を中空器官に供給するとよい。この場合に、付属の代謝生成物の高められた濃度が検出可能でなければならない。検出を否定的に誘導する場合には、細菌によって物質代謝されないことが知られている出発物質を中空器官に供給すればよい。それにもかかわらず、この出発物質に関係する代謝生成物が検出されるならば、このことは直接検出における誤りを示唆する。出発物質は、中空器官、例えば胃の中で溶解する例えば錠剤またはカプセルの形で投与されるとよい。いずれの場合にも出発物質の的確な投与によって方法の検出信頼性を高めることができる。] [0014] 他の実施態様によれば、代謝生成物の濃度は、中空器官内に出発物質を導入する前に少なくとも1回、および、中空器官内に出発物質を導入した後に少なくとも1回測定される。このような手法は、最も簡単な場合、出発物質の導入の前後の値の差によって決定される相対測定を可能にする。このような相対測定は、中空器官内に特定の細菌が存在しなくても発生する代謝生成物に基づいて特定の細菌の検出を可能にする。例えば、先ず中空器官内の特定の代謝生成物の初期濃度が測定され、出発物質を投与し場合によっては必要な反応時間が終了した後に当該代謝生成物の濃度が測定され、出発物質の投与後に測定されたこの濃度値が初期濃度に比べて明白に高くなっているならば、その高まった値は特定の細菌の存在の強い証拠である。] [0015] 実施態様によれば、代謝生成物の濃度測定が、中空器官内への出発物質の導入時点に関連付けられる。この時点を代謝生成物の濃度測定に考慮することによって、検出しようとする細菌について特定の時定数を考慮することができる。例えば、細菌が或る時間をかけてやっと十分な量の代謝生成物を産生することがあり得る。従って、中空器官内への出発物質の導入後にあまりにも早く行なわれた測定は、十分な情報を含んでいない。なぜならば、代謝生成物の濃度は、基礎値に対して、初期にはほんの僅かしか上昇していないからである。濃度測定と出発物質の投与時点との時間的相関は、細菌のこのような時間的挙動を考慮することを可能にする。検出信頼性が高められる。] [0016] 他の実施態様によれば、少なくとも1つの代謝生成物の濃度の時間的推移が、時間的に相前後する複数の測定に基づいて決定される。代謝生成物の、時間に関係した濃度曲線は、考慮された代謝生成物に関する細菌の生産性の時間的挙動を研究することを可能にする。このような時間に関係する曲線は投与された出発物質に対する特定の細菌の反応の細分化された評価を可能にする。] [0017] 一実施態様によれば、特定の細菌はヘリコバクタピロリであり、これに出発物質としての尿素が中空器官内への導入によって投与される。代謝生成物として二酸化炭素(CO2)が検出される。ヘリコバクタピロリは、消化管の中空器官の多数の種々異なる病気画像を生ぜしめる。従って、ヘリコバクタピロリの検出は、当該病気の診断時の重要な中間ステップである。ヘリコバクタピロリは尿素(CO(NH2)2)を炭酸水素塩(HCO3-)とアンモニア(NH3)とに分解する。炭酸水素塩は消化管の水を含む周囲において二酸化炭素と水とに分解する。従って、中空器官内に存在する液体、例えば胃液にCO2が蓄積される。胃液中の高まったCO2量は尿素の投与前後の差測定に基づいて決定される。ヘリコバクタピロリは、胃液の高まったCO2濃度に基づいて検出される。] [0018] 他の実施態様によれば、出発物質から尿素(CO(NH2)2)が中空器官への導入によってヘリコバクタピロリに供給され、代謝生成物としてのアンモニア(NH3)に基づいてヘリコバクタピロリが検出される。ヘリコバクタピロリは、消化管の酸性周囲、特に胃内の高濃度の塩酸から防護するためにアンモニアを発生する。局所的に存在するアンモニアが、ヘリコバクタピロリの生息領域における胃粘膜を中性化させる。例えば胃の如き消化管の中空器官内における普通の環境下ではアンモニアは全く発生しないかまたは非常に僅かな濃度でしか発生しないので、アンモニアの検出はヘリコバクタピロリの存在の非常に強い証拠として十分である。] [0019] アンモニア測定と、例えばCO2量の測定との組合せは、検出信頼性の向上に役立つが、必ずしも必要ではない。同様に、例えば血液テストまたは呼気テストのような他の測定方法と組み合わされたNH3量またはCO2量の複合測定も適用できる。] [0020] 実施態様によれば、出発物質が中空器官内に体内カプセルによって導入される。出発物質が、場合によって中空器官内に存在する細菌にこのように直接的に提供されると好ましい。細菌の相応の反応は、多かれ少なかれ直接的に上昇する反応生成物の濃度に基づいて測定することができる。] [0021] 実施態様によれば、出発物質が中空器官の異様な部分領域に導入される。この異様な部分領域は、予め光学的な検査に基づいて、例えば体内カプセルの縁にあるカメラにより識別されている。異様な領域の識別は、ほかにはコンゴーレッドまたはメチレンブルーのような色素を用いた純粋に光学的な検査によって行なうことができる。化学内視鏡検査方式にしたがって、特定の細菌、特にヘリコバクタピロリが生息している中空器官領域が着色されるとよい。中空器官の推定上の感染領域内に的確に出発物質を導入することによって、そこで局所的な感染検出を行うことができる。] [0022] 装置に関しては、本発明の課題は、請求項11による特徴を有する体内カプセルによって解決される。] [0023] 人または動物の消化管の中空器官内に導入可能な本発明による体内カプセルは、1つの特定の細菌の代謝生成物に反応するように構成されているセンサを有する。] [0024] 本発明による体内カプセルの主要な利点は、既に本発明による方法との関連で既に言及されている。] [0025] 第1の実施態様によれば、体内カプセルのセンサが、体内カプセルの周囲に接合されているセンサ領域を含み、かつこのセンサ領域が、細菌または細菌の代謝生成物との接触時に測定可能な特性変化を生じるセンサ膜を備えている。体内カプセルの使用分野に応じて、体内カプセルが、その都度検出しようとする細菌または代謝生成物に感度よく反応する適切なセンサ膜を備えると有利である。] [0026] 他の実施態様によれば、センサが、センサ膜の抵抗を測定する抵抗測定装置またはセンサ膜の光学密度を測定するデンシオメータ装置を含む。抵抗もしくは光学密度の測定は制御可能であり、従って簡単かつ正確に実施可能である。更に、これらの両物理的パラメータに基づいてセンサ膜の広範囲の特性変化が検出される。] [0027] 実施態様によれば、センサ膜が塩化銀を含む。塩化銀はアンモニアに溶けるが、胃酸に対しては耐性がある。アンモニアはヘリコバクタピロリの存在の強い示唆である。この理由から、センサ膜としての塩化銀はヘリコバクタピロリの検出に好適である。] [0028] 他の実施態様によれば、センサが、代謝生成物を優先的に透過させる膜によって体内カプセルの周囲に対して閉鎖されている測定室を含む。このような特性を有する膜は一般に半透膜と呼ばれる。体内カプセルのこのような構成によれば、代謝生成物が測定室に蓄積し、従ってここでの代謝生成物の濃度が体内カプセルの周囲におけるよりも著しく高くなる。このようにして達成される増幅効果により代謝生成物の僅かな濃度も容易かつ確実に検出することができる。] [0029] 検出のための特に簡単な可能性は、実施態様によれば、体内カプセルのセンサが、体内カプセルの外側空間と測定室の内部空間との間の電位差を測定する電圧測定装置を含むことにある。] [0030] 他の実施態様によれば、センサが、測定室内のpH値を測定するpH測定装置を含む。電位差測定ならびにpH値測定は技術的に良好に制御可能であり、代謝生成物の簡単かつ確実な検出を可能にする。] [0031] 実施態様によれば、センサが、アンモニアを優先的に透過させる膜を含む。アンモニアの存在はヘリコバクタピロリの生息の強い示唆である。従って、このような体内カプセルは特にこの細菌の検出に好適である。] [0032] 他の実施態様によれば、体内カプセルのセンサが二酸化炭素センサを含む。消化管の中空器官内の高まった二酸化炭素濃度は、同様にヘリコバクタピロリの存在の強い示唆である。] [0033] 実施態様によれば、体内カプセルが出発物質を収容するのに適したリザーバを含む。このようなリザーバにより、出発物質が直接に中空器官内に導入される。従って、投与時点を非常に正確に知ることができ、出発物質が速やかにそれの作用を発揮することができる。特に細菌の代謝生成物を時間に関係して測定することに関連して、出発物質の投与への細菌の反応を観察することができる。] [0034] 実施態様によれば、リザーバが胃液内で溶ける膜によって体内カプセルの外側空間に対して閉鎖されている。リザーバは既述の方法で特に簡単に閉鎖可能である。] [0035] 実施態様によれば、体内カプセルが、出発物質をリザーバから解放するもしくは体内カプセルの周囲に放出する制御可能な放出装置を含む。このような放出装置は例えば弁であってよい。同様に、リザーバを外側空間に対して閉鎖する仕切り、例えばフィルムを取り除くかまたは打ち破る装置も考えられ得る。] [0036] 使用方法に関しては、本発明による課題は、請求項24によって解決される。] [0037] 従って、請求項11乃至23の1つに記載の体内カプセルは、人または動物の消化管の中空器官内の特定の細菌の代謝生成物を検出するために使用される。この種の使用方法の主要な利点は、方法及び装置の請求項に関連して既に言及されている。] 図面の簡単な説明 [0038] 図1は本発明による体内カプセルの第1実施形態を示す縦断面図である。 図2は本発明による体内カプセルの第2実施形態を示す縦断面図である。 図3は本発明による体内カプセルの第3実施形態を示す縦断面図である。 図4は医用ワークステーションを示す概略図である。] 図1 図2 図3 図4 実施例 [0039] 以下において図面に概略的に示された実施例に基づいて本発明及び他の有利な構成を更に詳細に説明する。しかし本発明は説明されている実施例に限定されない。] [0040] 図1に示されている体内カプセル2は主軸Hに対してほぼ楕円体状の容器を有する。主軸Hに対して共線的に体内カプセル2の内部に棒磁石3があり、この棒磁石3は、傾斜磁場内において磁力によって生ぜしめられる体内カプセル2のナビゲーションを可能にする。体内カプセル2の前方領域においてレンズ4が容器内に取り付けられている。レンズ4の内側には画像データを取得するためのCCDセンサ5が配置されている。得られた画像データは、送信器の機能も受信器の機能も有する伝送ユニット6により、体内カプセル2から離れた伝送ステーションに送られる。無線のデータ伝送のために伝送ユニット6がアンテナ7に接続されている。伝送ステーションについては後で詳しく説明する(図4)。] 図1 図4 [0041] 図1に示された体内カプセル2は、人の胃内のヘリコバクタピロリの検出に役立つ。この細菌は典型的な代謝生成物としてアンモニアを発生する。従って、胃液のアンモニア成分または胃内壁(胃粘膜)の粘液中のアンモニア成分が測定されることによって、胃にヘリコバクタピロリが生息していることが検出される。] 図1 [0042] 体内カプセル2はセンサ10を有し、センサ10は体内カプセル2の内部空間内に配置された測定室11を含む。測定室11は、アンモニアを優先的に透過させる膜12により体内カプセル2の外側空間に対して閉鎖されている。従って、膜12の外面がアンモニアを含有する液体に接触すると、測定室11の内部空間内にアンモニアが蓄積可能である。測定室11内でのアンモニア検出は、選択的に、体内カプセル2の外側空間と測定室11の内部空間との間の電位差の測定、または測定室11の内部空間内のpH値の測定によって行なわれる。体内カプセル2はこのような測定を行なうために適切な測定器13を有する。この測定器13は、必要に応じて電圧測定器(ポテンショメータ)またはpH測定器である。この測定器13は電極14に接続され、これらの電極14は測定室11の内部空間内もしくは体内カプセル2の外面に配置され、相応の測定を可能にする。] [0043] 測定器13により得られた測定データは、データ線8を介して伝送ユニット6に送られる。伝送ユニット6により、測定データは体内カプセル2から離れて存在する伝送ステーションに伝送される。] [0044] 更に、体内カプセル2は、これの内部空間にあるリザーバ15を有し、リザーバ15はヘリコバクタピロリのための出発物質としての尿素を収容するために用いられる。放出ユニット16によりリザーバ15が開放可能であり、従ってリザーバ15内に存在する尿素が体内カプセル2の周囲に放出される。放出装置として、データ線8を介して伝送ユニット6に接続されている制御ユニットが用いられる。制御ユニットは伝送ステーションから遠隔制御可能であるので、体内カプセル2の尿素放出を的確にコントロールすることができる。リザーバ15はバイメタル17で閉鎖されており、バイメタル17に放出ユニット16により電流が供給されるとリザーバ15が開放される。] [0045] 図1に示されている体内カプセル2は、随意的に、詳しくは図示されていないCO2センサ(例えば、セバリングハウス電極)を含むことができる。このセンサにより、胃液のCO2濃度を測定することができる。] 図1 [0046] 図2は体内カプセル2の第2の実施例を示す。この体内カプセル2は、それの下部範囲にセンサ10の部分として、センサ領域内に配置された塩化銀からなるセンサ膜18を有する。尿素に接触すると、酸性の胃液中では溶けない塩化銀18が溶解し始める。センサ層18の横断面積がこの溶解プロセスによって減少させられてセンサ膜18の抵抗の変化を生じ、この抵抗が測定装置13により測定される。測定値がデータ線8を介して伝送ユニット6に伝送され、伝送ユニット6から、体内カプセル2から離れて存在する伝送ステーションに伝送される。] 図2 [0047] 体内カプセル2の内部に配置されたリザーバ15は膜19で閉鎖されている。この膜19は酸性の胃液中で徐々に溶解するので、最終的には内部空間15内に存在する出発物質が体内カプセル2から放出される。] [0048] 図3は体内カプセル2の第3の実施例を示す。これは、センサ装置10としてデンシオメータ(densiometer)装置を有し、このデンシオメータ装置によりセンサ膜18の光学的特性が測定される。同様に塩化銀からなるセンサ膜18が、体内カプセル2の外側空間から接近可能な測定空間内にある。センサ膜18がランプ20によって照らされ、光透過が光電セル21により測定されることによって、センサ膜18の光透過性/光密度が測定される。この測定は測定装置13により行なわれ、測定装置13は測定データをデータ線8を介して伝送ユニット6に送り、伝送ユニット6が離れた伝送ステーションに測定データを伝送する。同様に体内カプセル2の内部空間内に配置されたリザーバ15は、扉22により体内カプセル2の外側空間に対して閉鎖されている。扉22は放出ユニット16により遠隔制御されて開放される。] 図3 [0049] 図4は医用ワークステーションを示す。患者25が磁気式のカプセル内視鏡に適した磁石コイルシステム26内に存在する。患者25の胃内には、磁石コイルシステム26により磁気的にナビゲーション可能な体内カプセル2が存在する。体内カプセル2の伝送ユニット6から送信されたデータはアンテナ27により受信され、伝送ステーション28に転送される。体内カプセル2によって得られた情報、例えば画像情報、アンモニア(NH3)または二酸化炭素(CO2)の濃度値などがモニタ29において可視化される。] 図4 [0050] 2体内カプセル 3棒磁石 4レンズ 5CCDセンサ 6伝送ユニット 7アンテナ 8データ線 10センサ 11測定室 13測定装置 15リザーバ 16放出ユニット 17バイメタル 18センサ膜 19 膜 20ランプ 21光電セル 22 扉 25患者 26磁石コイル 27 アンテナ 28伝送ステーション 29 モニタ]
权利要求:
請求項1 人または動物の消化管の中空器官内の特定の細菌を検出する方法であって、特定の細菌が、特定の細菌の少なくとも1つの代謝生成物に基づいて、当該代謝生成物に対するセンサ(10)を含みかつ中空器官内に導入された体内カプセル(2)により検出される特定の細菌の検出方法。 請求項2 中空器官に、特定の細菌によって吸収可能な出発物質が供給され、その出発物質から生成された前記特定の細菌の少なくとも1つの代謝生成物が検出される請求項1記載の方法。 請求項3 代謝生成物の濃度が、中空器官内に出発物質を導入する前に少なくとも1回、および、中空器官内に出発物質を導入した後に少なくとも1回測定される請求項2記載の方法。 請求項4 代謝生成物の濃度測定は中空器官内への出発物質の導入時点に関連付けて行われる請求項3記載の方法。 請求項5 少なくとも1つの代謝生成物の濃度の時間的推移が、時間的に相前後する複数回の測定に基づいて決定される請求項1乃至4の1つに記載の方法。 請求項6 ヘリコバクタピロリの検出のために、出発物質として尿素が中空器官内に導入され、代謝生成物として二酸化炭素が検出される請求項4または5記載の方法。 請求項7 ヘリコバクタピロリの検出のために、出発物質として尿素が中空器官内に導入され、代謝生成物としてアンモニアが検出される請求項1乃至6の1つに記載の方法。 請求項8 出発物質が中空器官内に体内カプセル(2)によって導入される請求項1乃至7の1つに記載の方法。 請求項9 中空器官の内壁の可視化検査に基づいて出発物質が中空器官の異様な部分領域に的確に導入される請求項8記載の方法。 請求項10 細菌の代謝生成物が付加的に血液テストまたは呼気テストで検出される請求項1乃至9の1つに記載の方法。 請求項11 特定の細菌の代謝生成物に反応するように構成されたセンサ(10)を備え、人または動物の消化管の中空器官内に導入可能である体内カプセル(2)。 請求項12 体内カプセル(2)のセンサ(10)が、体内カプセル(2)の周囲に接合されているセンサ領域を含み、このセンサ領域が、細菌または細菌の代謝生成物との接触時に測定可能な特性変化を生じるセンサ膜(18)を備えている請求項11記載の体内カプセル(2)。 請求項13 体内カプセル(2)のセンサ(10)が、センサ膜(18)の抵抗を測定するための抵抗測定装置(13)を含む請求項12記載の体内カプセル(2)。 請求項14 体内カプセル(2)のセンサ(10)が、センサ膜(18)の光学密度を測定するためのデンシオメータ装置を含む請求項12記載の体内カプセル(2)。 請求項15 センサ膜(18)が塩化銀を含む請求項12乃至14の1つに記載の体内カプセル(2)。 請求項16 体内カプセル(2)のセンサ(10)が、代謝生成物を優先的に透過させる膜(12)によって体内カプセル(2)の周囲に対して閉鎖された測定室(11)を含む請求項11記載の体内カプセル(2)。 請求項17 体内カプセル(2)のセンサ(10)が、体内カプセル(2)の外側空間と測定室(11)の内部空間との間の電位差を測定する電圧測定装置(13)を含む請求項16記載の体内カプセル(2)。 請求項18 体内カプセル(2)のセンサ(10)が、測定室(11)内のpH値を測定するpH測定装置(13)を含む請求項16記載の体内カプセル(2)。 請求項19 体内カプセル(2)のセンサ(10)が、アンモニアを優先的に透過させる膜(12)を含む請求項16乃至18の1つに記載の体内カプセル(2)。 請求項20 体内カプセル(2)のセンサ(10)が二酸化炭素センサを含む請求項11乃至19の1つに記載の体内カプセル(2)。 請求項21 出発物質を収容するために用いられるリザーバ(15)を含む請求項11乃至20の1つに記載の体内カプセル(2)。 請求項22 リザーバ(15)が、胃液内で溶ける膜(19)によって体内カプセル(2)の外側空間に対して閉鎖されている請求項21記載の体内カプセル(2)。 請求項23 出発物質を体内カプセル(2)の周囲に放出することができる制御可能な放出装置(16)を含む請求項21記載の体内カプセル(2)。 請求項24 人または動物の消化管の中空器官内の1つの特定の細菌の代謝生成物を検出するために用いられる請求項11乃至23の1つに記載の体内カプセル(2)の使用方法。
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